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ABSラジオのFM補完局(90.1MHz)

2015年3月から、AM局のABSラジオでFM補完局が始まります。
周波数は90.1MHz。
(詳細は局公式サイトのFM補完局ページを参照)

AMラジオ局のFM補完放送は災害対策(平地で水辺近くに送信所があると、災害時に浸水して放送困難になる可能性がある)、難聴対策(海外波の混信、都市雑音による受信障害など)によるものですが、「FM補完局開設について」のページによるとABSラジオがFM補完局を設置する理由は前者の災害対策だそうです。
確かに秋田市茨島にあるABSラジオの送信所は雄物川近く(海にも近い場所)なので、津波による水害も起こり得ると予測できます。

FM補完局の送信所は県域FM局のNHK-FM・エフエム秋田と同じ秋田市の大森山なので受信可能エリアも大体同じだと思われますが、出力がNHK-FMとAFMが3kwに対してABSのFM補完局は1kwと低めなので若干狭まりそう。

★★★

FM補完放送の周波数は90MHz以降に割り当てられるため、90MHz以降も対応している新たなラジオレコーダー<SONY ICZ-R250TV>を購入。
以前からワンセグTVの音声が受信・録音できるという面で気になっていた機種ですが、ABSラジオのFM補完放送がいよいよ始まるのもあって思い切って購入しました。

男鹿市の自宅でも90.1MHzの試験電波を受信できました。ラジオ付属のロットアンテナ、屋外設置のFMアンテナ接続共に良好に受信できました。

ただ、購入した当日(2015年2月4日18時台)は試験電波を出しているのを確認できませんでしたが、数日後(2015年2月6日16時台~17:09頃の停波まで)に初めて試験電波を確認。新たな周波数に遭遇できて感動しました。

試験電波の内容は男性アナウンサーによる『JOTR-FM、こちらは秋田放送FMです。周波数90.1MHz、秋田市大森山から試験電波を発射しております』というアナウンス→音楽→再びアナウンスの繰り返し。

2月18日の夕方16時台、FM90.1MHzに合わせた所、従来のBGM+試験電波発射中のアナウンスのループから、AM放送と同じ内容を流しているのに初遭遇。ABSラジオでお馴染みの音源がFM放送ならではのクリアな音で聴こえたのは新鮮でした。

19日(木)と20日(金)は午前中(確認できたのは「あさ採りワイド秋田便」10時台)~夕方(「ニュースパレード」の途中)までAM放送と同じ通常の番組・CMを流していましたが、週末の21日(土)は常時BGM+試験電波のアナウンスのループだけでした。
本放送開始が間近になる今週(23日~3月1日)は、AM放送と同じ放送を実施する時間も増えるかなぁ…
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NHK田沢湖との混信

こんばんは
つい先日試験電波が出ていることを知りました(^^;)
大仙市からだとややノイズまじりですが聴取には問題ないレベルでした。
が、アンテナの向きによってはNHK-FM田沢湖と混信するようです。
安いラジオだと分離できないかも…

※前の記事で2重投稿してしまいました…
お手数ですが削除をお願いします。

てすやさん>>
NHK-FMの田沢湖局(89.9MHz)とABSのFM補完局(90.1MHz)、0.2と非常に近いから田沢湖局近辺のエリアでは影響あるんですね。
ジブンはデジタルチューニングのラジオで確認してますが、アナログ式ダイヤルのラジオだと片方に合わせるのが大変そうです。

コメント二重投稿の件、了解です(^^)
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あきのひかげ

Author:あきのひかげ
秋田県在住のラジオ大好き人間。
地元のラジオ番組を中心にメッセージを投稿してます。

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